2月7日、鹿児島港に入港した海王丸の甲斐船長、三好機関長は、初めて鹿児島大学・水産学部を表敬訪問しました。

同学部は、旧県立鹿児島商船水産学校を受け継いでおり、昭和2年(1927年)に遭難した旧県立鹿児島商船水産学校の練習船霧島丸の慰霊碑のほか遭難当時の貴重な資料を大切に保管しています。

航海訓練所の練習船日本丸、海王丸(いずれも初代)は、霧島丸の遭難を契機として建造されました。

今回、当所を代表して海王丸船長及び機関長が霧島丸慰霊碑に献花し、犠牲者を弔い、今後も練習船の安全運航に努めることを誓いました。

また、今回の表敬訪問・献花については、当地の新聞各紙が報道しました。 そのプレスリリースに際し、(社)全日本船舶職員協会は、霧島丸海難事故を風化させまいとする参考資料を当所の協力の下、作成・提供しましたのでご参照下さい。

※ (社)全日本船舶職員協会が作成・提供した参考資料

今回の海王丸の表敬訪問に先立ち、今年1月、大成丸及び青雲丸も同学部を初めて表敬訪問しています。

※ 霧島丸海難

旧鹿児島県立商船水産学校の練習船(木造帆船(総トン数997トン))。昭和2年(1927年)3月、犬吠埼南東海域を航行中、暴風に遭遇し避難する間もなくSOSを打電したまま消息を絶ち、船長以下23名の乗組員及び実習生30名の全員が犠牲になりました。

海軍の艦艇、陸軍の飛行機、大成丸(東京高等商船学校練習船)、民間船、漁船による大々的な捜索が行われましたが、何一つ回収されることはありませんでした。

     
 

 

     
         
         

 

 

 



 


野呂学部長に案内され「壮烈の額」を見学する船長・機関長


慰霊碑に献花する船長・機関長